小田急保存車両解体の話題に思う事
2017年 07月 07日
知ってる人は知っていますが、小田急はSE車を始め廃止になった歴代ロマンスカー(SE,NSE,HiSE,RSE)と一部普通車両を各車両基地内に静態保存してあり、将来的には博物館などを設置したいという意向を示していました。
それらが今回、大野の車両基地に運ばれて解体されるかもしれない(そして一部は現実に)となったのですが、意外に思ったのが先述のTwitterTLやブログ等で「絶対反対!貴重な車両を潰すな!」的な意見が少なかった事です。
昨日のマイナビニュースで下記のような記事が出ていましたが、比較的早い時期にその事情について流れていたこともあり、多くの人の間に「保存するのも楽じゃない」的なことが浸透してきているのではないかと推測されます。
鉄道ニュース週報 (77) 小田急ロマンスカー「HiSE」相模大野に - 保存車の廃車解体の噂、真相は
一昔前なら新型車両投入で廃車ともなれば、新型をこき下ろす発言とか酷いのになると普段利用している一般客のことなど念頭になく「歴史的名車を廃車にするとは何事か。」的な発言がかなり散見していたのですが…
一般的に鉄道ブームが過ぎて、趣味としての鉄道が定着してきてますから、それと共に円熟して色々と考慮できるようになっているのならば、歓迎したいところですね。
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