グリーンマックスの集合住宅1
2017年 04月 15日
パッケージには公団住宅となっていましたが、現在同名で完成品が出てるのでその時キット名が変更されたのかと思いますが、中身はほぼ同じもの(中のステッカーは変わってるかも?)です。
パッケージのイラストからも分かる通りモデルのモチーフも古いですが、キット自体もかなり古いですのでパーツのひけや押しピン跡など結構目立ちますのでそのあたりを丁寧に修正してやります。
押しピン跡やヒケは瞬間接着剤で埋めて
キレイに削っていきます。こういった作業はタミヤパテで埋めて…ってのが定番でしたが、瞬間接着剤と硬化促進スプレーを使うとスピーディにさぎょうがすすみますし、修正も簡単です。
階段側の側面の板ですが、箱絵にあるようなパネルラインがないのでスジボリ用のBMCタガネで新たに彫りました。
突き出しピン跡も今のキットから比べるとかなり豪快な状態ですので、これも削り落とします。この際壁板同士を噛み合わせて接着のためのリブもありますが、これも削り落とします。
GMのストラクチャーキットはここで強度を出しているようですが、接着面積が狭いため強度が出ず特にモジュールレイアウトに使うには心許ない…と言うか、場合によっては移動時の振動や衝撃でバラけることがあるのでガッチリと補強を入れて箱組みします。
今回はタミヤのプラ角棒2mmを使用しましたが、流し込み接着剤でガッチリと面で固定します。
ベランダや渡り廊下の接着部もただ差し込んで固定するだけなので、しっかりと直角が出ない可能性があるので、それを防止するため目立たない裏側にタミヤのプラ角棒1mmでガイドを。
さらに接着の際には目玉クリップでガッチリ固定して乾燥を待ちます。