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金環日食x=-1

いよいよあと一日で金環日食。

私の周囲はかなり前から着々と準備を行っていたが、一般の方はここに来て報道で知ったのかタカをくくっていたのかこの一週間で急に太陽観測プレートを手に入れようとして左右往生している。
急激な需要増大の為、今まで売っていた書籍類や単品などもかなり品薄な状態。実際知り合いの店ではこの一週間でもともと持っていた在庫は払拭、追加が出来た商品も数時間で完売。更には急遽救済の為、在庫にあった望遠鏡向けの太陽観察フィルターシート(眼視okなもの)に貼り付け用に切り抜き枠を印刷した厚紙をセットにしてキットとして売った所こちらも瞬時に完売してしまうという過熱ぶりである。

他の店を見てもセブンイレブンに時折ビクセンのモノをみかけるが、これも在庫払拭するのも時間の問題だろう。

では、何かいい方法で金環日食を観測法がないかと言えば、このような状態になったらピンホールカメラの原理を使った投影がお手軽で一番である。
あり合わせのモノで作れるように概念での紹介をするので手持ちにあるモノをうまく組み合わせて作ると良いだろう。

原理としてはピンホールを通った太陽の光を何かに投影してやるだけ、そのままだと周りが明るすぎて見えにくいので何か周囲に覆いを作ってやる。下手な絵で申し訳ないがこのような感じにしてやると良い。
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具体的には長い箱や筒の底面を横から見える様な覗き口を作り、反対側の底には小さな穴を開けるだけである。
条件としては、①穴が小さいと暗くなるが大きいと像がボヤける ②穴と底の距離が短かいと像は小さくなり長いと大きくなるが暗くなる。 といった事なのでその辺はカット&トライで。

箱や筒の材質は何でも良い(ただし大きくするなら強度が必要ではあるが)ので、子供の工作用紙で箱を作るとか、円筒形のお菓子の箱を利用するとか、ラップの芯とかいろいろと応用して安全な方法で日食を眺めてもらいたい。
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by inu_uni | 2012-05-19 23:12 | 宇宙・天文 | Trackback | Comments(0)

日食観測機材準備中

5/21の金環日食まであと1週間

普段はなかなか観測する機会が少ない太陽だけに、機材も特別なものが必要となってくるので年が明けてからすぐ着手して万全の体制となるよう進めてきた。

最初に作ったのは双眼鏡用フィルター
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天体観測用に使ってる7倍×50mmの双眼鏡(ビクセン アルティマ双眼鏡)をビノホルダーでカメラ三脚に装着、そこスチレンボードを加工して作った防眩盾にフィルターを貼ったもの。一般の人にも覗いてもらうよう安全性を高めるための工夫を行った。こいつは肉眼での観察/一般の人に見てもらう専用

撮影用としては拡大撮影用にビクセン望遠鏡のVMC-110Lにフィルターを装着
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口径が110mmあり明るすぎてしまう恐れがあるので、フィルターが装着されてるのは丸くくり抜かれてる直径40mmの部分のみ。外装は強度確保と熱対策のためアルミシートを貼っている。もちろんファインダーにもフィルター装着済み。
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撮影はカメラアダプターを介して以前記事で紹介したTZ-20を装着してコリメート撮影(肉眼で覗く代わりにカメラを置いて撮影する方法)、写真は借りた28mmアイピースを使ってるが注文した30mmアイピースが届いたのでそちらを使う予定。鏡筒×アイピースでの倍率は34.5倍になるがコリメート撮影のため実質は50倍程度になるものと思われる。 またフリップミラー付きなので切り替えれば肉眼での観測も可に

もちろん装着フィルターには望遠/双眼鏡用の眼視フィルターで一般的に売られてる日食メガネのものとは別物、更に高い減光率なものを使っている。
ですので、日食メガネと双眼鏡・望遠鏡やオペラグラスなど、たとえ玩具クラスなものでも併用しての利用は危険なことも記しておきます。


これ以外にはおそらく遠景撮影用に手動インターバルタイマーで撮影も行うつもり。
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by inu_uni | 2012-05-12 07:56 | 宇宙・天文 | Trackback | Comments(0)
 GWも終わりマスコミは次のネタを・・・ということなのでしょうか世間一般でも5/21の金環日食についていよいよ騒がしくなってきたようです。

 Twitterでポツポツとつぶやいているのですが、自分自身も金環日食絡みで天体観測会とか講習会などに呼ばれることも多くなってます。んですが、まだまだ日食を見るために必要なモノについて知識が少ないのではと言うことも感じてます。

 そこで、覚え書きも兼ねてざっくりと説明

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大前提:太陽は直接見てはいけません。
 普段何気なく見てるように感じますが、そういった場合は体が無意識に目を閉じたり直接焦点を合わせないようにしているので大きな事故にはなりませんが、まじまじと直視すると大変危険です。知り合いには2009年の皆既日食で安定しない飛行機上でカメラのファインダー越しに見ただけでも日食網膜症に罹った人もいるぐらいですから無防備で見るのはやめてください。
また、双眼鏡や望遠鏡で見るのは子供の頃虫眼鏡で紙を焼く実験を自分の目でやるようなものです。

そこで使うのは日食メガネ/グラス
 昔はススをつけたガラスとか濃い下敷きとか感光したフィルム・・・etsとか言われてましたが、最近のしっかりした測定機器で調べる限りではこれらのものでは光を多少はカットできてもまだまだ危険な状態にあるものばかりです。
しかも金環日食を見越して色々なメーカーから観測器具が出ているのでそれを使うべきです。特にお子様には。
 ただあちらこちらで色々と出すぎているので「何を選んだらいいの?」という方もおりますので、あくまでも個人的な判断ですが、指標とすべき点と注意点を。

規格はあくまでも目安、安全な「日食メガネ」の規格はありません
 いきなり前言を覆すようですが、日食メガネの安全基準とか規格自体はどこにも存在していません。『○○規格準拠』とか書いてあってもその規格は溶接の火花から目を保護するとか強い光に対する保護の規格です。もちろん無いより有ったほうが安全性は高まりますが、そういった表記だけで安心出来るわけではないですし、作ったメーカーが勘違いして『この規格にあってれば」という物もあるかもしれません。

商品選びのポイント
じゃあどうすればいいの?ということでチェックポイントを

1:書籍・雑誌付属品なら天文科学系に強い出版社か国立天文台監修の表記があるもの。
 普段から天文雑誌や書籍を出しているところは、各地の日食観測などでの経験やデータがありますし適切な商品選びを日頃から行ってます。国内の出版社だと『天文ガイド』の誠文堂新光社・『星ナビ』のアストロアーツ・子供向け天体関連書籍というか以前の記事で紹介した組み立て式望遠鏡の星の手帖社、科学雑誌だと『ニュートン』のニュートンプレス社、また国立天文台所属の天文学者が監修しているものならきちんとチェックされてるものと考えられます(この辺りの話は以前講演会で国立天文台副台長の渡部順一先生から聞きました)

2:天文・光学機器専門メーカー製品
 餅は餅屋ではないですが、日頃からこの分野の商品を扱ってるメーカーのものは安心できます。望遠鏡・天文機器メーカーで発売しているところは次のメーカーです。ビクセン国際光器アイソテックセレストロン(リンクは代理店)
 またカメラ関連メーカーではケンコー・トキナー

こういった点を勘案して選ぶと良いかと思われます。出版物の中には上記メーカー製と謳っているものもあります。

 あとあくまでも個人的観点ですが、日食メガネとはいえ光学製品ですからワゴンにゴシャーとぶちまけて売ってるものとか品質に不安定さがある100円ショップなどはおすすめしたくないところです。

使用上の注意意としては
・説明書などの注意点は守る。
・使用前には穴や傷がないか確認してから(室内で蛍光灯などにかざして光が漏れるならアウト)
・光の感受性は個人差や年齢差がありますから、メガネ越しでも眩しく感じたら使用をやめる。
・連続して長時間は見ない。
といた点をお守りして、安全で素晴らしい日食観察をしてください。

あとこちらの動画も参考に


※追記
2012年日本日食委員会や一部報道でも発表されましたが、一部危険な日食メガネが流通してるとの報道がありました。委員会からは明らかに危険な製品の見分け方を発表しています。(以下転載)

日食観察グラス※「明らかに危険な製品の見分け方」

主なチェックポイント

室内の蛍光灯を見て、一見して明るく、形がはっきりと見える製品
可視光線を十分に減光している製品の多くは、かすかに蛍光灯を確認できる程度の見え方です。

可視光線や赤外線の透過率が高い製品
安全性の検討材料となる数値として、 可視光線で0.003%以下、赤外線で3%以下という目安があります。(あくまで目安)

LEDライトなどの強い光にかざした時に、ひび割れや穴が確認できるもの
※製品名はさまざまです。

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by inu_uni | 2012-05-09 21:09 | 宇宙・天文 | Trackback | Comments(0)

宇宙・鉄道・電子工作・食い物・・・とりとめなく書き連ねたブログです。


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