部品交換で捻出されたEF210用の動力台車、かねてから難儀していた車両の走行性改善につかいます。
同等の210では脱線しないR183カーブはもちろんのことポイントの分岐や軌道の少々の変化でもポロポロ脱線する初期製品のEF510。原因は 一時期導入されたローフランジ車輪なのですが、同時期に出たKATOの40周年記念EF58セットのローフランジは結構あちこちで問題になっていたのですが、こちらはあまり問題になっていませんが問題が根深いのはこちらの方で、ローフランジから改良された車両が存在せず本来ならばバリエーション展開で発売され500番代は別品番な上、動力周りの構造も変わっていて単純なASSY交換では対応できません。
以前の記事ではパーツの交換整備による改善などを試みたのですが、ローフランジなのが原因な故あまり改善されなかったという結果に終わってます。
そこで今回余剰になった210の台車から車輪をコンバートします。
ところが外した台車枠を比較してみると明らかに幅がちがいます。どうやらEF510は最初からローフランジ用として台車枠幅が狭められてます。(もともとガニ股気味になるNとしては少しでも実際の雰囲気に近づけたかったのでしょうが…)
さらにギアボックスや車軸を測定するとこの辺りは既存のものと変わらない寸法なので、車輪の厚みにに合わせて台車枠を設計しているようですので、車軸の短縮はできない構造です。