通常だと天文クラブのお月見観望会が定番でしたが、今年はコロナの影響など諸々の事情で今回は開催なしということに。
まあ自宅で機材テストを兼ねて…と思ったのですが、昼ぐらいからこの辺り上空だけそこそこな雲が…
夕方になるとベタ曇りでほぼ期待できない状態になったので、どないしようか…とTwitterを見ていたら近くの公開天文台で観望会をやってるとの情報が流れてきた。空を見ると天文台がある東の空には雲の切れ間が、まあ曇っていたとしてもプラネタリウム上映もあるので全くの空振りにならないだろうと、仕事帰りの足でそのまま天文台へ。
到着すると壁一面にプロジェクターで投影すると言う派手なお出迎えwまあコレだけハッキリとイベントやってるとわかれば、初見さんでも立ち寄りやすいんじゃないかな?
到着した時は雲が出ていたので天文ドームは準備中とのこと、ならばひとまず館内へ売店スペースと天文宇宙関連の展示スペース開放、最上階の喫茶スペースでは飲み物とお月見スイーツ(うさぎの形した芋まんじゅうらしい)の販売をやっており、プラネタリウム上映時間までどうしようかと思ったのですが、夏前に通常開館で展示類は見ていたので冷たいものでも飲んで時間待ち。
そろそろ上映時間だなと、プラネタリウムへ。そういえば前ここのプラネタリウムに入ったのは、夏前に来た時は故障で上映していなかったから、そう
なるとなるとはやぶさのプロマネであった(帰還後のサンプル分析の絡みがあるので川口先生から交代した)吉川先生の講演会以来…っともう10年以上前だったことに気づいて愕然w
月に関する番組の放映でしたが、ナレーションが三石琴乃さん、セーラームーンとの繋がりか?と思ったが口調がどう聞いても機嫌のいい時のミサトさんにしか聞こえない(少なくともヴァレの司令ではない)…まあこれは最近自分が新劇場版4作をローリング鑑賞した後遺症だからですが…
観ている間に雲も薄くなって旧館の天文ドームで木星が見れるとの事なので、一旦本館を出たところうろこ雲の合間からようやく月が。
こちらも久々だった旧館の屈性望遠鏡で木星を、流石のニコン製20cm屈折はかなりシャープな見え味。
結構親子連れとか女性グループが多く賑わってました。
しかし本館に50cmの反射もあるのに…と思っていたら、どうも故障だそうで夏前のプラネタリウム装置といい大変そうでした。そのあと展示スペースにいた職員さんに聞いたところ、プラネタリウムもメーカーまで運ぶに業者頼むと運送費だけで…だったので、なんと職員さん自らの手で装置の取り外し・運搬をして修理したとのこと。
ただ、望遠鏡の方は地上5階相当の位置なのでクレーンで吊り上げない限り無理らしく色々と大変そうでした。
ただ、旧館の設備がそのまま残っており、こちらの望遠鏡の制御も現在レベルなE-ZEUSになっているようでしたから公開天文台としての機能は維持しているので、頑張ってもらいたいですね。
天文台を出る頃には20時を過ぎて飲食店は休業していたので、夕飯も月見と洒落込んでみましたw
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