イオカード廃止
2004年 12月 10日
いちいち改札で切符を買う手間を省いたストアフェアカードシステムだが、当初導入された磁気タイプから第2世代の非接触型ICカードへと移行するといったことですな。
第二世代への移行の理由は利便性と多目的利用(電子マネーや定期との共通化)とメンテナンスコスト削減(自動改札だと接触して読み取る必要が無いため、一番の泣き所でもあった機構が必要なくなる)が主眼なのだが、意外と知られて無い理由に交通機関用カードの共通規格化という目的もある。
実は磁気カードだと容量の関係で全国の鉄道会社関係の情報が入りきらないといった問題を抱えていたため磁気カードは各社さまざまな規格を入れていたという背景がある。
一枚のカードでさまざまな交通機関に乗れる魅力は大きいけど、個人的には各社が出したさまざまなデザインのカードがなくなるのはちょっと残念。