さて、先日発売の鉄道模型誌。早売りでの段階で話題になっていたマイクロエースの小田急EXEα製品化広告です。
小田急車両はできる限り欲しいとは思っているのですが、フル編成にしたら6万に手が届くお値段には流石に手が出ない領域に飛び込んでいます。
更にはSL大樹のセットに至っては、蒸気機関車が入っているとはいえもう少しどうにかしたら1両あたり4桁を超えるのでは…とも思わせるお値段。
去年のホビーショー辺りからマイクロエースの新製品はみるみる高騰を続けていて、再生産された岳南鉄道5000なんて2両セットで1万超えとなった時点で、それこそお膝元にある知り合いの模型屋ですら在庫を置かなかったのですが、
今回はそれをはるかに超える印象です。
少ロット多品種で、高騰しやすい製造コストを中国生産で抑えていたマイクロエースですが、かの国の人件費高騰や為替レートの変動をモロにかぶっている印象。
ただ個人的には、ここまでの金額になるとよほどレアでない限り買おうと思う人はいなくなくなり、小売店も余剰に在庫は抱えたくないという思惑が重なりいずれ戦略の修正や変更を行わざるえないかと思っていましたが、人気が見込まれる車両ですら強気なのは、まだまだこの業界これでも大丈夫なんでしょうかねぇ…
流石にこのまま続くとなれば、マイクロエースの車両は縁遠いものとなりそうです。