ちょうどこの後、別のシリーズで似たような工作をするので試作を兼ねてひとつ組み立ててみます。

新シリーズといってもボディパーツはプチッガイと共通。今回は基本無塗装工法で組み立てていきます。

ボディが共通なので、改善点も共通という事で脚のモナカパーツの貼り合わせと腕と肩の接合部に継ぎ目ができますので、プラ用接着剤を使った継ぎ目隠しの処理を。
さてここからが、試作要素。
目玉パーツはシールになってるのですが、そのままだといかにも貼ってます的な状態になるのが避けられないので一工夫を。

通常通りにシールを張った状態。バンダイのシールはホイルシールで通常の紙シールに比べると光沢はあるし厚みも少ないのですが、目となると独特の透明感とかまでは流石に再現できません。

そこでその上にクリア層を作ってしまえば…ということで、ガイアノーツのUVジェルクリアを。
これは紫外線硬化の透明レジンなので、瞳の上に薄く塗りクリア層を作ってしまえという作戦です。

瞳パーツシールを貼り、その上からジェルを薄く塗ったら付属のUVペンで紫外線照射

数分でしっかり硬化。

はみ出しとかなくしっかりはまるか、確認しましたが問題なくぴったりはまります。

あとは、ガンダムリアルタッチペンを使ってい髪の毛の陰影やチークなどを入れて顔パーツは完成。
自画自賛ではありますが、パチ組とはワンランク可愛さ(ぶっちゃけ言えばおもちゃっぽさ)は無くなったかと。


鉄道模型ランキング

前回ヘックス迷彩デカールを諦めたので、コーション表示やマーキングデカールを貼っていきます。

面積が広くてのっぺりしそうな面を中心に貼っていきます。貼り終わったらバラして持ち手をつけて、水性トップコートを吹き付けてツヤ感の統一とデカールが剥がれないよう表面処理を。

乾燥したら組み上げて、クリアパーツで追加したモノアイを入れて完成。


脚部はスミ入れ拭き取り時に溶剤を多めでウォッシング気味として汚れを加えて見ました。
無塗装でもそれらしく仕上がるのはさすがガンプラだな。塗装環境が整わなくても、これならいろいろ楽しめそうです。


鉄道模型ランキング






か、どうにもなかなかうまいことハマってくれない感じに…
面積の大きいボディはまだいいのですが、腕や脚などは明らかにオーバースケールな表現に。通常のモビルスーツとは違い水陸両用だと曲線部分が多いためと、ヘックス迷彩デカール自体がもう少し大きめなスケールを想定しているのか?という感じがします。

しょうがないので、ヘックス迷彩は諦め要所要所にコーションデカールやマーキングを貼って印象を変える方法に変更。再度洗浄し直してはっていきます。


鉄道模型ランキング
キットが初期のHGUCシリーズなので細部のモールドは必要最低限な事と、無塗装加工ですのでそのままだとスッキリし過ぎてしまうので、スジボリによるモールドの追加をします。

スジボリにはガンプラモデラー定番のBMCタガネで。色々サイズを揃えると結構な金額になりますが、使い勝手の良さから他に変わる工具はないことが、多くの人が使ってる理由でしょうねぇ。

合わせ目の出るベロウズ・リム部分などは接着剤を使った合わせ目消し技法で消していきます。

開口部のエッジはデザインナイフでシャープに削り出し

胸のルーバーファンも同様に。左が未加工右が加工済みですが判りますかね?
細部を仕上げつつ組み立てていきます。